獣医師国家試験に落ちる人の特徴


実は私、大学生の頃『国試委員』やってました。
しかも副委員長!
国試委員とは、
獣医師国家試験の合格率を上げるためにいろいろやる委員会
です。
生徒と教員の橋渡し的な役割が主であり、
- 生徒へ予想問題作成を依頼
- 予想問題の校正を教員へ依頼
- 模擬試験の運営
他にも全部あげるといろいろありますが、、
そんな中、副院長である私が個別に請け負っていた仕事があります。
国試浪人をした人のまとめ役
言われたときは正直「マジか」となりました。
ただ、最終決定には国試委員の委員長と教員陣のトップの決定が必要です。
なので主な仕事は、国試浪人の人と大学を繋げる役割がメインで、そこまで面倒くさい仕事はありませんでした。

今回は「国試委員として国試浪人の人とやり取りをした経験」から感じた
- 獣医師国家試験に落ちる人の傾向
についてまとめたいと思います。
私の獣医師国家試験の結果について知りたい人は↓からどうぞ。


レスポンスが遅い
- グループLINEを作ってもギリギリまで入ってこない
- アンケートを実施してもすぐに解答しない、最悪スルー
まず始めに感じた「違和感」
それは、こちらのアクションに対するレスポンスの遅さです。
一部の連絡手段がなかった人を除き、事前にアナウンスしているにも関わらず、なぜか異様に遅い、なぜだ。
国試が終わったばかりで気が抜けているのかもしれないが、こちらは始まったばかりなんだ、動け。
書いてあることをちゃんと読まない
- メールアドレスの種類について注意喚起したのに、ダメなやつを使ってくる
次は国試浪人をした人たちへの連絡手段として、アンケート形式でメールアドレスの記載をお願いしました。
これも注意喚起していたのですが、既卒生は大学で配布されるメールは使えないんですよ。
「使えない」って明記までしたのに、その文章をすっ飛ばしてガッツリと在学生の頃のメールを書いて来る、なぜに。
こういう人たちは問題文読まずに、画像問題の画像を見た瞬間に「コレだっ!」って引っ掛けの答えに飛びつくんですかねぇ…
…すみません、独り言です。
コミュニケーションが上から目線
- さも当たり前のように「在学生しか使えない期間に国試浪人にも図書館を使わせるべきだ」と連絡が来た。
国試浪人の人にも、お金を支払えば国試対策の授業に参加できる制度はありました。
ただ、彼らは在学生と同じように、1年分の学費を払っている訳ではありません。
一部の期間を除き、図書館は外部の人も使えるように開放されています。
国試浪人生は在学生ではありません。
大学のルールに従ってください。
模擬試験をブッチ、受験票を忘れる
- 模擬試験に来ない(事前連絡なし)
- 来ても受験票(学生証)を忘れる人が多発
模擬試験に来ないのは在学生でもかなりいたんですが、一応、部外者の扱いなので事前に連絡しましょうよ、と思った記憶があります。
とくに印象的だったのは、模擬試験に来たとしても受験票として準備するように告知していた学生証を忘れる人が続出したこと。
本番でやったら一発アウトなんですけどね。
「ヤバい、学生証忘れた~!」なんてケラケラ笑いながら言っていて、

こんなんだから落ちたんだろうな
と冷めた目で見ていた記憶があります(笑)
まとめ
- レスポンスが遅い
- 書いてあることをちゃんと読まない
- コミュニケーションが上から目線
- 模擬試験をブッチ、受験票を忘れる
国試委員をやった経験から、獣医師国家試験に落ちやすい人の傾向として上記のことが当てはまるような気がします。
これから初めて国試を受ける人も、再チャレンジする人も、この特徴に当てはまらないように自分を戒めることが合格への一歩になるかもしれません。
それでは、今回はこのへんで。