人間関係を「普通・好き・大切」に分けたら、生きるのがちょっとラクになった話

今回は、人間関係で
- 「ちょっと疲れたな…」
- 「なんかモヤモヤする…」
そんな人に向けた記事を書いてみようと思います。
実は最近読んだ本で「お、これ良いな」と思って取り入れてみた考え方があります。
今回参考にした考え方は樺沢紫苑さんが書かれた『精神科医が教えるストレスフリー超大全』という本です。
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人を判断する場合は、「好き」か「普通」で判断していきましょう。
「あなたが親しくしたい人」と「そうでない人」の二択です。
この二択思考を身に付ければ、あなたの「嫌いな人」は、ほとんどいなくなります。
「嫌い」を排除して「好き」か「普通」で区別する。
そうすることで、相手の短所や欠点をあえて見ないように、自分でコントロールするという発想が『自分の人生を生きやすくしてくれる』と思いました。

しかし、いざ実践してみると「普通」と「好き」の二択だけじゃ物足りなかったんです。
そこで私は、「普通」と「好き」のさらに上のランクとして「大切」という選択肢を作ってみました。
「普通」「好き」「大切」の分け方
それでは、実際にはどんな人がどの選択肢に当てはまるのか?
具体例を挙げながら説明していくので、あなたの人間関係を思い出しながら分類してみてください。
「普通」の人
- 挨拶はするし、関係性が悪いわけではないけれど、特に感情が動かない相手
- 職場で会う人、知り合い、顔見知りのご近所さん…など
- 関わりたくない、極力避けたい相手
- 感情をコントロールできない上司、気力を吸い取られる人 など
「嫌い」という選択肢を作らない理由
相手を「嫌い」と強く思えば思うほど、自分の頭の中にその相手が居座っていることになります。
- 「あの人、なんであんなこと言ったんだろう」
- 「なんかもう、顔見るのもしんどい」
そんな風に、どんどん脳内にその人が現れるようになります。
しかしそれは、自分の大切なエネルギーを「嫌いな人」に使っているということに他なりません。

正直、めちゃくちゃもったいないです。
だから、あえて「嫌い」と区別せず、「普通」の選択肢に入れてしまおうというわけです。
それだけで、心の中のザワザワが少しだけ落ち着きます。
「好き」な人
- 一緒にいると楽しい、気が合う、考え方が似ている相手
- 趣味が合う友達、ランチに行きたい相手、話しててホッとするような人
「好き」は「大切」とはまたちょっと違って、そこまで深くなくても成立する関係です。
でも、自分がポジティブなエネルギーをもらえる、心が動くような存在です。
「大切」な人
- 人生の節目や、本当に辛いときにそばにいてほしいと思える相手
- 家族、長く信頼を築いてきた仲間、パートナー など
大切な人とは、「惜しみなく自分の時間を使いたい」と心から思える存在です。

個人的に、「大切な人」を「好きな人」の枠に入れてしまうと、いざというときに、自分の時間(命)を使うべき相手を間違えてしまいそうな気がしました。
まとめ
シンプルなサイドFIREを目指す過程で、ストレスのない人間関係は、幸せの追求に不可欠な要素です。
しかし、普段の生活において、ちゃんと人間関係について考えることは少ないと思います(人間関係で不満を抱えるのは別として)。
- 普通の人
- 好きな人
- 大切な人
一度、自分の周りにいる人、遠くにいるけど関係がある人について、一人一人がどれに当てはまるか考えてみましょう。
分類できたら、大切な人>好きな人>普通の人、の順に自分の時間を優先して使う用にしましょう。
職場などでどうしても関係を持たないといけない「普通の人」は、そのときだけの必要最低限な関係にとどめる努力をしましょう。

実践中の私も、まだまだ上手くいかないことはあります。
しかし確実に、少しずつではありますが、人間関係がラクになっている感覚があります。
それでは、今回はこのへんで。